えーーーそれで良いの? さばきをする王座の広間、さまぎの広間のうしろの庭に、宮殿の敷地内に、自分の家とパロの娘のために家を建てたとは、読み飛ばせないびっくりする内容です。公私混同でしょう。
7:8 彼の住む家は、その広間のうしろの庭にあり、同じ造作であった。また、ソロモンは、彼がめとったパロの娘のためにも、この広間と同じような家を建てた。
えーーーそれで良いの? 青銅の細工師だったヒラムをツロから呼び寄せて、青銅に関する細工のいっさいを注文した。ソロモンは何を注文したかを確認していたし、粘土を取り出した地で鋳造していたことも知っていた。父ダビデから受け継いだものではなかった。(8:41-45)
しかし、この青銅に関して、全体でどれだけの仕事であったのかを見てはいない。最初のにささげものをする時に勘定したら、その青銅の祭壇が小さすぎたことに気付いた。(8:64) そんな注文主のもとで、働くことにヒラムは満足だったのだろうか。「主の宮のため」という大きな目的意識があったから、最後までできたのだろうか。
本当のリーダーシップは、任せるところは任せても、全体は当然把握しておくべきではないだろうか。これは神ご自身が建てているのではなくて、ソロモンが建てているのだから。
7:47 ソロモンは、この用具があまりにも多かったので、みなそれを量らないままにしておいた。青銅の重さは量られなかった。
私達の教会では、牧師・副牧師、会計責任者、役員、各種グループのリーダーと教会員全員全体で、毎月ミーティングをして、年度末には総会をしている。報告し合って、改善、改良に取り組むようにしている。そこで、主管牧師は全体を把握しようとしています。教会を健全に形成していくために組織づくりがなされていることは重要なことだと思った。
創造主である神は、青銅にするための土がどこで掘り出して鋳造したのかもご存知です。そもも、その土を造ったのが主です。教会生活を喜んでいますが、そのメンバーの一人一人を創造し、再創造もして、教会に呼び出してくださったのも主です。全体を知り、こまかい部分まで知って導いてくださっている主をあがめます