今日の伝道コンサートに、開場前に二本の杖を持った高齢の女性が現れた。
たまたま通りかかって、仕事が始まるまで時間があるから来てみたとのこと。
椅子に座っていただいて、お話を聞いたら、しゃべる、しゃべる、しゃべる人でした。
膝には金属が入っている。腰も悪くて、障害認定を受けている。
ご主人とは、若い時から離婚をと言われているが、両親を早く亡くして帰る場所がないので、家の中ですれ違うのはトイレくらいで、一階と二階で別居生活をしている。
子どもや孫とは、お正月だけ「家族ごっこ」をしているだけで、交流はない。
離婚したら生活保護が受けられるが、離婚はできない。
ファミリーレストランの裏方で30年お皿洗いをしている。3カ月ごとの契約で不安。
寂しく、悲しい話が延々と続いて、私の気分は重くなってしまいました。
霊的な背景はどんな様子の方かと聞けば
日曜学校に通い、ミッションスクールに通っていた。
クリスマスイベントが好きで、クリスマスにはカトリック教会に行ったことがある。
子どもが小さかった頃は、子供を連れたエホバの証人の人がよく家に来ていた。
子どもを日曜学校に入れて、クリスマスイベントなどに出させたかった。
カウンセリングするだけで疲れてしまいました。
伝道するとなったら、どんなに大変なエネルギーを必要とすることでしょう。
神様に心が開かれていて、人の話を聞く耳を持っている人でないと、自分の力では全く伝道はできないなと、本当に思わされました。
最後の牧師の伝道メッセージは聞かないで、これから仕事に行きますと帰られました。